廣田 小太郎 さん（理工情報生命学術院 数理物質科学研究群（博士前期課程）化学学位プログラム 2年次、指導教員：岩崎 憲治 教授）は、E型菌標準株BoNT/E サブタイプ1（BoNT/E1）と、これに対する新規ヒト化モノクローナル抗体hmE9-4のFv-claspとの複合体の構造を解明し、その結果に基づき、中和メカニズムに対する仮説を提唱したことが評価され、第70回毒素（トキシン）シンポジウム奨励賞を授与しました。

　この賞は、生物由来の生理活性物質研究の発展に貢献し、優れた口演を行った若手会員に授けられ、その功績をたたえるものです。