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エジプト日本科学技術大学理事会に永田学長が現地出席

 7月2日にエジプト?アレキサンドリアのエジプト日本科学技術大学(E-JUST)で開催された第19回E-JUST理事会に永田恭介学長が出席しました。本学は2017年12月よりE-JUSTの運営支援にかかる国際協力機構(JICA)技術協力プロジェクトに同大学の国際ビジネス?人文学部支援の幹事校として協力を続けており、永田学長は2017年11月より理事会委員を務めていますが、現地会場で理事会に出席することは今回が初めてとなります。

 理事会の席で永田学長は、E-JUSTがJICA技術協力プロジェクト終了後においても自立的に運営し、広く学生を集め高い質の教育を提供出来るようになるためには明確な大学の経営戦略と将来計画を確立することが重要であり、日本、エジプト側双方が責任を持って支援すべきこと、9月に開講予定の大学院遺産科学専攻が多分野連携型教育の良いモデルケースでありE-JUSTの強みとして全学の教育に展開することが望ましいと発言しました。

 理事会に先立って6月30日には能化正樹 在エジプト日本国特命全権大使およびムティーア?ファフール?エル=ディン?エル=ズフーイ エジプト柔道連盟会長と懇談を行い、翌7月1日にはE-JUSTの学位授与式、新キャンパスの内覧会、及び屋内プール、運動施設等を有する多目的棟の開所式に参加しました。