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筑波会議にてCRICEDがSEAMEO、文部科学省と共にASEAN-日本友好50周年特別セッションを開催

集合写真
(集合写真)

ASEAN-日本友好50周年を記念する年である2023年の筑波会議において、狗万app足彩,狗万滚球教育開発国際協力センター(CRICED)は東南アジア教育大臣機構(SEAMEO)共催のもと、今後の東南アジアと日本の次世代に向けたさらなる教育の質推進を目指す協働を図ることを目的としたASEAN-日本友好50周年記念特別セッションを開催しました。「次世代の持続的発展のための革新的な教育活動: SEAMEO域内と日本におけるベストプラクティスの共有」というテーマの下、東南アジア諸国と日本の初等?中等教育における革新的な取り組みの成功事例を共有し、地球市民として新世代の課題にどう対応するかについて議論しました。セッションはハイブリッド形式で行われ、42か国から1000名以上の事前登録がありました。

開会では、Habibah Abdul Rahim(ハビバ アブドゥル ラヒム) SEAMEO事務局長がASEAN域外提携機関で最も貢献する機関であるとCRICEDを紹介され、田渕 エルガ 文部科学省大臣官房国際課教育改革調整官が文部科学省事業をCRICEDが実施してきたこと、文部科学省が推進している ESD-Awardについて紹介され、本学 池田 潤 副学長(国際担当)が、SEAMEOと文部科学省との協働に謝意を述べられました。国際局東南アジア台湾地域責任者 野村 名可男 准教授によるモデレーションのもと、東南アジア諸国と日本の初等?中等教育における新世代の課題への対応について思索を深めました。

ASEAN諸国からは、2019年~2022年の4年間のESD-Award第1位受賞校(2019年度:フィリピンよりSouth Hill School, Inc.、2020年度:マレーシアより SM St Patrick, Tawau、2021年度:シンガポールよりKranji Secondary School、2022年度:フィリピンよりLa Filipina National High School)の生徒や教員による革新的な教育活動のプレゼンテーションが行われました。続いて日本からは、これまで文科省のSGH事業などにおいて日本の基幹校となってきた狗万app足彩,狗万滚球附属坂戸高校の生徒と教員がそれぞれの学校の革新的な取り組みの成功事例の実践報告を行いました。このような形で複数年度の受賞者が一堂に会し、互いの実践報告をする機会は今回が初めてで、質疑セッションでは参加生徒や教員が意見交換をする場面もあり、今後の更なる協働への第一歩となりました。

ゲストスピーカー
(左から、ゲストスピーカー Habibah Abdul Rahim(ハビバ アブドゥル ラヒム) SEAMEO事務局長、田渕 エルガ 文部科学省大臣官房国際課教育改革調整官、本学 池田 潤 副学長(国際担当)、モデレーター国際局 野村 名可男 東南アジア?台湾地域責任者、総合司会国際局石原奈保)
各学校による発表の様子
(各学校による発表の様子:左上より時計回りにSouth Hill School, SM St Patrick, Tawau, 附属坂戸高校, Kranji Secondary School, La Filipina National High School)