永田学長 サンパウロ大学及びサンタクルス日本病院との協力文書（LOI）に署名。経済ミッションとして岸田総理のブラジル訪問に同行

5月3日、本学の永田 恭介 学長は、大根田 修 大学執行役員/国際局長及び小田 竜也 本学附属病院副病院長とともに、ブラジル?サンパウロにて、既に連携しているサンタクルス日本病院の石川 レナト 代表執行役及び西国 幸四郎 理事長と、若手医師育成に関する意向表明書（LOI：Letter of Intent）の署名式を実施しました。本学附属病院では、サンタクルス日本病院が取りまとめ、更に他の日系病院（サンパウロ日伯友好病院、アマゾニア日伯友好協会、SBC（Sociedade Beneficente Coopercotia）病院、杉沢病院）とのネットワークを拡大することにより、本取組を推進することとしたものです。また翌4日には、サンパウロ大学のCarlos Gilberto Carlotti Junior学長と、日伯大学学長会議に関する意向表明書（LOI）の署名式を実施しました。サンパウロ大学との日伯大学学長会議に関するLOIについては、署名式後に同大学で開催された岸田 文雄 内閣総理大臣による政策スピーチにおいて、これを歓迎するとともに今後の両国間の学術交流が活発になることを期待する旨の言及がありました。

更に、これらのLOIについては、この3月に締結した本学とブラジル日本文化福祉協会及びジャパンハウスサンパウロとのJV-Campus海外ハブ構想（南米）に関するLOIと併せて、4日夕方にサンパウロで開催された日?ブラジル?ビジネスフォーラムにおいて、岸田総理及びGeraldo ALCKMINブラジル連邦共和国副大統領兼開発?産業?貿易?サービス大臣ご出席の中、関連 MOU／LOIの一部として紹介されました。

本学は、大学として唯一この度の経済ミッションに同行するとともに、2024年4月から2029年3月までの5年間、文部科学省より「日本留学促進のための海外ネットワーク機能強化事業（南米地域）」を受託するなど、戦略的に日本及びブラジルの交流強化に取り組んでおり、今後の両国の一層の連携推進が期待されます。

(サンパウロ大学との署名式 右：永田学長、左：Carlotti学長)